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ゴムについてRUBBER

002-002 ゴムの種類:天然ゴム(NR)

第2章 ゴムの種類

2.天然ゴム(NR)

すべてのゴムの始まりであり、ゴムの中では唯一の天然素材由来です。
古くはアステカ文明やマヤ文明で登場する素材ですが、工業用途で使われるようになったのは、19世紀の中頃からです。
天然ゴムを人工的に代替する試みは、これまで数多く行われておりますが、天然ゴムに完全に取って代わる合成ゴムは、未だにございません。

機械的強度・耐摩耗性・反発弾性に優れており、ゴムの中では最も消費量が多いです。
主にタイヤや履物、ホースやベルトコンベア用ベルトの材料として利用されております。
皆さんにとって、一番身近な存在は輪ゴムでしょうか。

弱点は耐オゾン性・耐熱性・耐油性なので、屋外や高熱になる場所、また油分に晒される環境には不向きです。
例えば輪ゴムを箱から出して放置しておくと固くなってしまい、ゴムの役目を果たさなくなるのは、耐オゾン性がないからです。
また製造する側からすると、天然素材なことから、他のゴムに比べて原料の品質が不安定なため、製品作りにコツがいるゴムといえます。

なおこの評価は一般的な傾向に基づいたものであり、詳細は個々の材料グレードなどにより異なりますので、「お問い合わせ」フォームやお電話にて、お気軽にお問い合わせ下さい。