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ゴムについてRUBBER

002-010 ゴムの種類:ブチルゴム(IIR)

第2章 ゴムの種類

10.ブチルゴム(IIR)

1940年に、アメリカで開発された合成ゴムです。
低反発弾性なことから、極めて大きな衝撃吸収力を持っており、また耐ガス透過性や電気絶縁性にも優れているのが主な特徴のゴムです。
使用例としては、大きな衝撃吸収力を生かした防振材、耐ガス透過性を生かしたゴム栓やタイヤチューブ、電気絶縁性を生かした絶縁テープや電線の被膜などが上げられます。
一方で、接着が難しい点には注意が必要です。
また粘着性が高いため、製造時には取り扱いに注意が必要なゴムです。

なおこの評価は一般的な傾向に基づいたものであり、詳細は個々の材料グレードなどにより異なりますので、「お問い合わせ」フォームやお電話にて、お気軽にお問い合わせ下さい。