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ゴムについてRUBBER

003-008 ゴムの性質:耐オゾン性(耐候性)

第3章 ゴムの性質

8.耐オゾン性(耐候性)

ゴム製品を長い間大気中に放置しておくと、徐々にゴムが劣化していき、最終的には表面に無数の亀裂が入り、ゴム本来の物性を保てなくなってしまいます。
劣化の主な原因は、日光に含まれる紫外線による酸化と、大気中に含まれるオゾンによる化学反応です。
このうち紫外線による酸化は、ゴムの色に依存します。
例えば、黒などの暗い色では酸化が少なく、逆に白など明るい色では酸化しやすくなります。
現在一般的に使用するゴムの多くは、補強材としてカーボンブラックを含むために黒いことが多く、紫外線による劣化はあまり考える必要がありません。
一方、オゾンによる劣化はゴムの色に関係なく発生するため、ゴムを屋外で使用する場合は、耐オゾン性に優れたゴムを使う必要があります。

弊社で通常製造に使用するゴムで比較しますと、耐オゾン性に優れたゴムの代表例は、エチレン・プロビレンゴム(EPDM)です。
逆に耐オゾン性が低いゴムの代表例は、ニトリルゴム(NBR)になります。
また天然ゴム(NR)やスチレン・ブタジエンゴム(SBR)も、耐オゾン性は低めです。

なおこの評価は、各々のゴム材料全体の傾向に基づいたものであり、詳細は個々の材料グレードなどにより異なりますので、詳しくは「お問い合わせ」フォームやお電話にて、お気軽にお問い合わせ下さい。