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ゴムについてRUBBER

003-009 ゴムの性質:耐圧縮性(圧縮永久ひずみ)

第3章 ゴムの性質

9.耐圧縮性(圧縮永久ひずみ)

ゴムは力を加えると変形し、力を取り去ると元の形に戻る、「弾性変形」という性質を持ちます。
ただし、長い間強い力を加えたままにしておくと、たとえ力を取り去った後でも、完全には元の形に戻らなくなります。
このように変形してできたひずみのことを、「圧縮永久ひずみ」と呼びます。
圧縮永久ひずみが大きくなりますと、ゴムが大きく変形してしまい、ゴム製品本来の役割を果たせなくなってしまいます。
このため、高い圧力に晒される場所に使用するゴム製品には、この圧縮永久ひずみが少ないゴムを選ぶ必要があります。
圧縮永久ひずみが少ないゴムのことを、耐圧縮性に優れたゴム、と呼んでおります。

弊社で通常製造に使用するゴムで比較しますと、耐圧縮性に優れたゴムの代表例は、シリコーンゴム(VMQ)、フッ素ゴム(FKM)、フロロシリコーンゴム(FVMQ)です。
逆に耐圧縮性が低いゴムの代表例は、アクリルゴム(ACM)です。

なおこの評価は、各々のゴム材料全体の傾向に基づいたものであり、詳細は個々の材料グレードなどにより異なりますので、詳しくは「お問い合わせ」フォームやお電話にて、お気軽にお問い合わせ下さい。