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ゴムについてRUBBER

005-009 ゴムの添加剤(配合剤):スコーチ防止剤(スコーチリターダー)

第5章 ゴムの添加剤(配合剤)

9.スコーチ防止剤(スコーチリターダー)

ゴムの製造過程で、温度と添加剤(配合剤)の影響により、意図しないタイミングで架橋(加硫)が進み、ゴム製品に加工できなくなることがございます。
これをスコーチ(ゴム焼け)と呼びます。
このスコーチを防ぐために使われるのが、スコーチ防止剤(スコーチリターダー)です。
特にクロロプレンゴム(CR)は、他のゴムに比べてスコーチが発生しやすいため、スコーチ防止剤を使用することが多いです。
なお他のゴムでも、湿気を吸ったり、材料練りの際に熱がかかりすぎたりすると、スコーチが発生しやすいため、注意が必要です。

なお詳細につきましては、「お問い合わせ」フォームやお電話にて、お気軽にお問い合わせ下さい。