第7章 ゴムのコラム
11.シリコーンゴムと弁柄(ベンガラ)色
透明感のある色付けができるのが大きな特徴であるシリコーンゴムですが、逆に透明感を無くした方が都合が良い場合に付けられることの多い色として、弁柄(ベンガラ)色が上げられます。
弁柄色の顔料は酸化鉄を主な原料としており、褐色に近い色合いです。
古くから伝統的な民家の木材の着色などに広く用いられてきましたが、安価で着色力や隠ぺい力が良好なだけでなく、耐熱・耐水・耐光・耐酸/アルカリ性にも優れており、また無毒なことから、同じく人体に優しいシリコーンゴムとの相性は抜群で、シリコーンゴムの色付けにも数多く使われております。
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